サイドウォークのやり方|マイケルに学ぶ横へ移動するムーンウォーク

マイケル・ジャクソンに学ぶサイドウォークの基本とそれに関連するアニメーションダンスについて解説していきます。
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サイドウォークのやり方|マイケルに学ぶ横へ移動するムーンウォーク

横方向へ移動していくムーンウォークとして知られている「サイドウォーク」は、もともとは「サイドスライド」という名称で、エレクトリックブガルーズ(Electric Boogaloos)(※1)のクリーピン・シッド(Creepin Sid)(※2)が当時全米で最先端のストリートダンスを発信していた音楽番組「ソウルトレイン」へ1979年に出演した際にサイドスライドを披露した事によって全米へと広まっていったスタイルです。

その後1984年公開の映画「ブレイクダンス」(Breakin’)で、ブガルー・シュリンプ(Boogaloo Shrimp)(※3)がほうきを使ったソロパフォーマンスシーンでバックスライドからサイドウォーク(サイドフロート)にかけてのフロアムーブ(バックスライド・コンビネーション)を披露した事によって世界中のストリートダンサーへと広まっていきました。

そしてマイケル・ジャクソンが自身のダンスパフォーマンスでサイドムーンウォークを披露した事によって一般に広く知られるようになりました。

※1:ブガルー・サム(Boogaloo Sam)によって1977年に結成された伝説的ダンスチーム。曲のビートに反応してポーズを形成した直後に身体の各部位を同時に弾いて表現する「ポッピンスタイル」と、腰・膝・頭などの身体のあらゆる部分のロールを使い、移動する事によって流動的に表現する「ブガルースタイル」を世に送り出した。

※2:ストリートダンスの分野においてバックスライドをはじめて披露したレジェンド。その模様は1978年に「Midnight Special」と「Hot City TV Show」の2つのTV番組で全米放送された。なお、かかとからつま先にかけて後方へ交互にスライドしながら移動していくバックスライドの表現は、タップダンスの分野でビル・ベイリー(Bill Bailey)が1943年公開の映画「Cabin In The Sky」でバックスライドを披露しているのが一番古いとされている。

※3:マイケル・ジャクソンが自身の各種ムーンウォークおよびアニメーションスタイルを取り入れたパフォーマンスを確立していく過程において影響を受けたダンサー。1983年から1991年までマイケルのソロパートのアドバイザー(パーソナルポッピングインストラクター)として、1984年のジャクソンズヴィクトリーツアー以降のBillie Jeanの間奏の部分におけるソロパートをはじめ、ムーンウォーク(バックスライド)を含む一連のパフォーマンスを完成度の高いレベルまで引き上げる仕事にたずさわった。

サイドウォークの名称の違いと共通点とは

サイドウォークにはこのスタイルの原点であるエレクトリックブガルーズのクリーピン・シッドの「サイドスライド」、ブガルー・シュリンプの「サイドフロート」、マイケル・ジャクソンの「サイドムーンウォーク」というように、表現者によって異なる名称が用いられています。

ここで簡単に整理しておくと、左右の足を横方向へ交互にスライドしながら移動していく様子を表現しているのが「サイドスライド」、床から浮いているように横方向へ移動していく様子を表現しているのが「サイドフロート」、月の上を歩いているかのように横方向へ移動していく様子を表現しているのが「サイドムーンウォーク」で、これらに対し、横方向へ移動していくムーンウォークの総称として一般的に用いられているのが「サイドウォーク」です。

このようにサイドスライド、サイドフロート、サイドムーンウォークのそれぞれの表現コンセプトは異なっていますが、左右の足の「つま先とかかとの体重移動」および「交差」を利用しながら横方向へ移動していく「身体の使い方」は共通しています。

マイケルのサイドムーンウォークの登場

マイケル・ジャクソンのサイドムーンウォークが登場したのは、ソロとして初めてのワールドツアーの1987年のバッドツアーの日本公演からです。

バッドツアーの最初の開催地だった日本公演では、コンサート後半のBillie Jeanにおいて、マイケル・ジャクソンによる圧倒的クオリティーのムーンウォーク(バックスライド)から回転ムーンウォークを披露した後に、オーディエンスへ余韻を与える事なく次の曲のShake Your Bodyへ移ります。

サイドムーンウォークはそのShake Your Bodyの間奏の部分でマイケル・ジャクソンが何の前触れもなく突如として「月の上を歩いているかのように横方向へ滑らかに移動していくムーンウォーク」を披露したのが始まりでした。

マイケルのサイドムーンウォークの表現の変化

マイケル・ジャクソンの「ムーンウォーク」は大別するとムーンウォーク(バックスライド)、サイドムーンウォーク、その場ムーンウォーク、回転ムーンウォークの4種類がありますが、この中で一番最後に登場したのがこのサイドムーンウォークです。

当初は「月の上を歩いているかのように横方向へ滑らかに移動していくムーンウォーク」を表現していたマイケル・ジャクソンのサイドムーンウォークですが、その後Billie Jeanでは「首と肩を連動して小刻みにアクセントをつけながら横方向へ移動していくムーンウォーク」や1992年のデンジャラスツアーでは「ストップモーション・アニメーション映画のクリーチャーのような動きをしながら横方向へ移動していくムーンウォーク」が登場し、また1995年のSoul Train Music AwardsのDangerousでは「ロボットのような動きで流れるように横方向へ移動していくムーンウォーク」が登場するなど、公演を重ねていくごとにその表現は進化していきました。

これらのマイケル・ジャクソンのサイドムーンウォークの表現の変遷の背景には、「アニメーションダンス」との深い関係があげられます。

マイケル・ジャクソンが自身の革新的ダンスを確立するためにもっとも重要なダンスと位置づけ、「ムーンウォーク」と共にここぞという見せ場の武器としていたダンスが「アニメーションダンス」です。

マイケル・ジャクソンのアニメーションダンスは1987年のバッドツアーのHuman Natureから登場し、その後1992年のデンジャラスツアー、1996年のヒストリーツアーと公演を重ねていくごとにBillie JeanやStranger In Moscowなどで顕著に表現されるようになっていきましたが、それはサイドムーンウォークの表現が公演を重ねていくごとに「よりアニメーション色の強い表現」へと進化していった時期と重なります。

マイケルのサイドムーンウォークから学ぶ2つの事

このように見てくると、私たちがサイドウォークの基本を習得する上でマイケル・ジャクソンのサイドムーンウォークから学ぶべき事は次の2点です。

1. サイドウォークのやり方を理解する

サイドウォークのしくみと足の使い方について理解する事。

2. サイドウォークとアニメーションダンスの関係を理解する

マイケル・ジャクソンのサイドムーンウォークの表現とも関係の深い「アニメーションダンス」について理解する事。

以上を踏まえ、以降ではこの2点にスポットを当て、それぞれの内容について詳しく解説していきたいと思います。

1. サイドウォークのやり方を理解する

ここからは「サイドウォークのしくみと足の使い方」について解説していきます。

今回の解説では、私の表現する次のサイドウォークの動画を参考動画としています。

解説:私の表現するサイドウォークについて

1987年のバッドツアー初期に登場したマイケル・ジャクソンのサイドムーンウォークの「月の上を歩いているかのように横方向へ滑らかに移動していく表現」は、それを構成するおもな「表現の要素」に、サイドウォークの原点であるエレクトリックブガルーズのクリーピン・シッドのサイドスライドの「左右の足を横方向へ交互にスライドしながら移動していく表現」と、マイケルのソロパートのアドバイザー(パーソナルポッピングインストラクター)としてマイケルが直接指導を受けたブガルー・シュリンプのサイドフロートの「床から浮いているように横方向へ移動していく表現」の各種要素が読み取れる事から、マイケルはこれらの「表現の要素」を抽出し再構築する事によって、マイケルの解釈による、マイケルバージョンの「横方向へ滑らかに移動していくサイドウォーク」、すなわち「月面を滑らかに横方向へ移動していくムーンウォーク(サイドムーンウォーク)」を表現している事がわかります。

これを踏まえ、この動画で私が表現しているサイドウォークは、サイドウォークの原点であるエレクトリックブガルーズのクリーピン・シッドのサイドスライドの「左右の足を横方向へ交互にスライドしながら移動していく表現」と、ブガルー・シュリンプのサイドフロートの「床から浮いているように横方向へ移動していく表現」、および1987年のバッドツアー初期のマイケル・ジャクソンのサイドムーンウォークの「月の上を歩いているかのように横方向へ滑らかに移動していく表現」がおもな構成要素であり、これらの表現から「表現の要素」を抽出し再構築する事によって、私の解釈による、私バージョンの「横方向へ滑らかに移動していくサイドウォーク」を表現しています。

サイドウォーク1歩目

それではサイドウォーク1歩目の解説に入ります。

サイドウォーク1歩目のやり方①

ここではスタートポジションからサイドウォーク1歩目へ入る手前までの動作について解説します。

スタートポジション

両足を肩幅以内に開いて立ちます。

つま先は外側へ軽く開き「逆ハの字」の形とし、左足のつま先を立てます。

この位置がスタートポジションです(0)。

左足

かかとを下ろして床に着地します(1)。

右足

左足の1の動きと同時に、右足はかかとを軸に時計回りへ回転します(1)。

体重

動作後、体重は左足の足の裏全体と右足のかかとにかかっています。

サイドウォーク1歩目のやり方②

ここではサイドウォーク1歩目へ入る直前の「逆ハの字」の形からサイドウォーク1歩目へ入る「ハの字」の形へ変形していくまでの動作について解説します。

左足

かかとを軸に時計回りへ回転します(2)。

右足

左足の2の動きと同時に、右足はつま先を支点として反時計回りへ回転します(2)。

この時、両足はつま先を内側に寄せた「ハの字」の形となります。

体重

動作後、体重は左足の足の裏全体と右足のつま先にかかっています。

サイドウォーク1歩目のやり方③

ここではサイドウォーク1歩目の動作から、1歩目を終えた直後までの動作について解説します。

左足

左足を右足へ引き寄せるようにつま先を立てながら移動します。

この移動中に左足はつま先を支点として反時計回りへ回転しながら右足へ引き寄せていきます(3)。

右足

左足の3の動きと同時に、右足は移動してくる左足をかわすように、かかとを軸に時計回りへ回転します(3)。

この時、両足はつま先を外側に開いた「逆ハの字」の形となります。

体重

動作後、体重は左足のつま先と右足の足の裏全体にかかっています。

サイドウォーク1歩目の動作の流れ

ここまでがサイドウォーク1歩目の動作です。

この1歩目の動作の流れをスローモーションで示したものが次の動画となります。

サイドウォーク2歩目

ここからはサイドウォーク2歩目の解説に入ります。

サイドウォーク2歩目のやり方①

ここではサイドウォーク1歩目を終えた直後から2歩目に入るまでの動作について解説します。

左足

つま先を立てている状態からかかとを下ろして床へ着地します(4)。

右足

左足の3の動きと同時に、右足を4の方向へ向けて移動します。

この時、右足のつま先を立てながら移動していきます(4)。

体重

動作後、体重は左足の足の裏全体と右足のつま先にかかっています。

サイドウォーク2歩目のやり方②

ここではサイドウォーク2歩目へ入る直前の「逆ハの字」の形からサイドウォーク2歩目へ入る「ハの字」の形へ変形していくまでの動作について解説します。

左足

左足を右足へ引き寄せるように移動します。

この移動中に左足はつま先を支点として時計回りへ回転しながら右足へ引き寄せていきます(5)。

右足

左足の5の動きと同時に、右足はかかとを下ろし、つま先を支点として反時計回りへ回転します(5)。

この時、両足はつま先を内側に寄せた「ハの字」の形となります。

体重

動作後、体重は左足のつま先と右足のつま先にかかっています。

サイドウォーク2歩目のやり方③

ここではサイドウォーク2歩目の動作から、2歩目を終えた直後までの動作について解説します。

左足

左足を右足へ引き寄せるようにつま先を立てながら移動します。

この移動中に左足はつま先を支点として反時計回りへ回転しながら右足へ引き寄せていきます(6)。

右足

左足の6の動きと同時に、右足は移動してくる左足をかわすように、かかとを軸に時計回りへ回転します(6)。

この時、両足はつま先を外側に開いた「逆ハの字」の形となります。

体重

動作後、体重は左足のつま先と右足の足の裏全体にかかっています。

サイドウォーク2歩目の動作の流れ

ここまでがサイドウォーク2歩目の動作です。

この2歩目の動作の流れをスローモーションで示したものが次の動画となります。

サイドウォークの動作まとめ

以上がサイドウォーク1歩目と2歩目のしくみと足の使い方についての解説でした。

3歩目以降を行う場合は「サイドウォーク2歩目のやり方①」の4の動作から行います。

最後に、今回解説したサイドウォーク1歩目と2歩目の動作の流れを次のスローモーション動画でおさらいしましょう。

2. サイドウォークとアニメーションダンスの関係を理解する

ここからはマイケル・ジャクソンのサイドムーンウォークの表現と関係の深い「アニメーションダンス」について解説していきます。

前述のように、1987年のバッドツアーのShake Your Bodyで初披露したマイケル・ジャクソンのサイドムーンウォークは「月の上を歩いているかのように横方向へ滑らかに移動していくムーンウォーク」を表現していましたが、その後Billie Jeanでは「首と肩を連動して小刻みにアクセントをつけながら横方向へ移動していくムーンウォーク」や1992年のデンジャラスツアーでは「ストップモーション・アニメーション映画のクリーチャーのような動きをしながら横方向へ移動していくムーンウォーク」が登場し、また1995年のSoul Train Music AwardsのDangerousでは「ロボットのような動きで流れるように横方向へ移動していくムーンウォーク」が登場するなど、公演を重ねていくごとにその表現は進化していきました。

これらのマイケル・ジャクソンのサイドムーンウォークの表現の変遷の背景には、「アニメーションダンス」との深い関係があげられます。

マイケル・ジャクソンが自身の革新的ダンスを確立するためにもっとも重要なダンスと位置づけ、「ムーンウォーク」と共にここぞという見せ場の武器としていたダンスが「アニメーションダンス」です。

マイケル・ジャクソンのアニメーションダンスは1987年のバッドツアーのHuman Natureから登場し、その後1992年のデンジャラスツアー、1996年のヒストリーツアーと公演を重ねていくごとにBillie JeanやStranger In Moscowなどで顕著に表現されるようになっていきましたが、それはサイドムーンウォークの表現が公演を重ねていくごとに「よりアニメーション色の強い表現」へと進化していった時期と重なります。

マイケルが影響を受けた2つのアニメーションスタイル

マイケル・ジャクソンが自身のアニメーションダンスの表現を確立していく過程において影響を受けたスタイルには2つの種類があり、そのオリジネーター(考案者)はブガルー・シュリンプ(Boogaloo Shrimp)とポッピン・タコ(Pop’N Taco)の2人です。

ブガルー・シュリンプについて

ブガルー・シュリンプは1983年から1991年までマイケル・ジャクソンのソロパートのアドバイザー(パーソナルポッピングインストラクター)として、1984年のジャクソンズヴィクトリーツアー以降のBillie Jeanの間奏の部分におけるソロパートをはじめ、ムーンウォーク(バックスライド)を含む一連のパフォーマンスを完成度の高いレベルまで引き上げる仕事にたずさわったレジェンドです。

そのブガルー・シュリンプが創り出したスタイルが「リキッドアニメーションスタイル」で、ロボットダンスの特徴である「制限された各部位の可動範囲」を解放し、カートゥーン・アニメーションの特徴である「パラパラ漫画を細かく滑らかに映し出した動き」を組み合わせる事によって表現される「流れるように動くロボット」の表現に特徴があります。

マイケル・ジャクソンのサイドムーンウォークでは1995年のSoul Train Music AwardsのDangerousで登場した「ロボットのような動きで流れるように横方向へ移動するサイドムーンウォーク」に反映されており、その後Screamのショートフィルムや1996年のヒストリーツアーのStranger In Moscow、Billie Jeanなどへ展開していきました。

ポッピン・タコについて

一方、ポッピン・タコは1983年から1997年までマイケル・ジャクソンのパーソナルダンストレーナー(クリエイティブコンサルタント)として、ポッピング(※4)とアニメーションスタイルの全てをマイケルに伝授したレジェンドです。

マイケル・ジャクソンの作品にはディズニーアトラクション体感型3D映画「キャプテンEO」(1986年)、映画「ムーンウォーカー」のSmooth Criminal(1988年)、ショートフィルム「ゴースト」(1996年)などに出演しています。

そのポッピン・タコが創り出したスタイルが「ストップモーション・アニメーションスタイル」で、レイ・ハリーハウゼン(Ray Harryhausen)(※5)の創り出したクリーチャーの要素とストップモーション・アニメーションの動きの要素を融合する事によって、ストップモーション・アニメーション映画のクリーチャーの動きに見られる「コマ送り再生を早くしたような、滑らかさの中に細かくカクカクした独特の動きを織り交ぜた表現」に特徴があります。

マイケル・ジャクソンのサイドムーンウォークでは1992年のデンジャラスツアーのBillie Jean終盤の間奏の部分で登場した「ストップモーション・アニメーション映画のクリーチャーのような動きをしながら横方向へ移動するサイドムーンウォーク」に反映されています。

※4:曲のビートに反応してポーズを形成した直後に身体の各部位を同時に弾いて表現するスタイル。

※5:ストップモーション・アニメーションを取り入れた数々の特撮映画を生み出したレジェンド。ストップモーション・アニメーションとは、内部に骨格を持つ可動式ミニチュア人形の動く様を1コマずつ変化させて撮影する事によって、再生するとその人形がまるで生きているかのような動きを表現する事ができる、特撮技術を駆使した実写アニメーションの事。ポッピン・タコの代表的ムーブの一つに一つ目巨人の「サイクロプス」があるが、これはレイ・ハリーハウゼンが手がけた1958年公開の映画「シンバッド7回目の航海」(The 7th Voyage of Sinbad)に登場するサイクロプスに影響を受けて表現している。

参考:アニメーションスタイルを取り入れたサイドウォークの表現

参考までに、私の表現する各種アニメーションスタイルを取り入れたサイドウォークを紹介します。

リキッドアニメーションスタイルのサイドウォーク

1995年のSoul Train Music AwardsのDangerousで登場し、その後Screamのショートフィルムや1996年のヒストリーツアーのStranger In Moscow、Billie Jeanなどへ展開していったマイケル・ジャクソンの「ロボットのような動きで流れるように横方向へ移動していくサイドムーンウォークの表現」は、それを構成するおもな「表現の要素」に、1987年のバッドツアー初期に披露したサイドムーンウォークの「月の上を歩いているかのように横方向へ移動していく表現」と、マイケルのソロパートのアドバイザー(パーソナルポッピングインストラクター)としてマイケルが直接指導を受けたブガルー・シュリンプのリキッドアニメーションスタイルの「流れるように動くロボットの表現」の各種要素が読み取れる事から、マイケルはこれらの「表現の要素」を抽出し再構築する事によって、マイケルの解釈による、マイケルバージョンの「リキッドアニメーションスタイルのサイドムーンウォーク」を表現している事がわかります。

これを踏まえ、この動画で私が表現しているサイドウォークは、1987年のバッドツアー初期にマイケル・ジャクソンが披露したサイドムーンウォークの「月の上を歩いているかのように横方向へ移動していく表現」と、ブガルー・シュリンプのリキッドアニメーションスタイルの「流れるように動くロボットの表現」、および1995年のSoul Train Music AwardsのDangerousでマイケルが披露した「ロボットのような動きで流れるように横方向へ移動していくサイドムーンウォークの表現」がおもな構成要素であり、これらの表現から「表現の要素」を抽出し再構築する事によって、私の解釈による、私バージョンの「リキッドアニメーションスタイルのサイドウォーク」を表現しています。

ストップモーション・アニメーションスタイルのサイドウォーク

1992年のデンジャラスツアーのBillie Jean終盤の間奏の部分でマイケル・ジャクソンが披露した「ストップモーション・アニメーション映画のクリーチャーのような動きをしながら横方向へ移動するサイドムーンウォークの表現」は、それを構成するおもな「表現の要素」に、1987年のバッドツアー初期に披露したサイドムーンウォークの「月の上を歩いているかのように横方向へ移動していく表現」と、マイケルのパーソナルダンストレーナー(クリエイティブコンサルタント)としてマイケルが直接指導を受けたポッピン・タコのストップモーション・アニメーションスタイルの「コマ送り再生を早くしたような、滑らかさの中に細かくカクカクした独特の動きを織り交ぜた表現」の各種要素が読み取れる事から、マイケルはこれらの「表現の要素」を抽出し再構築する事によって、マイケルの解釈による、マイケルバージョンの「ストップモーション・アニメーションスタイルのサイドムーンウォーク」を表現している事がわかります。

これを踏まえ、この動画で私が表現しているサイドウォークは、1987年のバッドツアー初期にマイケル・ジャクソンが披露したサイドムーンウォークの「月の上を歩いているかのように横方向へ移動していく表現」と、ポッピン・タコのストップモーション・アニメーションスタイルの「コマ送り再生を早くしたような、滑らかさの中に細かくカクカクした独特の動きを織り交ぜた表現」、および1992年のデンジャラスツアーのBillie Jean終盤の間奏の部分でマイケルが披露した「ストップモーション・アニメーション映画のクリーチャーのような動きをしながら横方向へ移動するサイドムーンウォークの表現」がおもな構成要素であり、これらの表現から「表現の要素」を抽出し再構築する事によって、私の解釈による、私バージョンの「ストップモーション・アニメーションスタイルのサイドウォーク」を表現しています。

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アニメーションダンスを総合的に学ぶためには

以上がマイケル・ジャクソンのサイドムーンウォークの表現の基本となるサイドウォークのやり方とそれに関連するアニメーションダンスについての解説でした。

アニメーションダンスの解説に関しては、今回の解説ではマイケル・ジャクソンのサイドムーンウォークの表現に関連する部分に限定して解説したため、総合的に詳しく学びたい場合はこちらのコンテンツで詳しく解説しています。

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それではまた次のコンテンツでお会いしましょう。

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ダンス研究家。専門はムーンウォークとアニメーションダンス。幼少期にマイケル・ジャクソンのメカニカルな動きを取り入れたダンスに影響を受け、1990年よりダンスの研究を始める。マイケル・ジャクソン没後10年特集番組へ情報提供(TBS「一番だけが知っている」:2019年)。

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