ムーンウォークのやり方|バックスライド1歩目の簡単な方法とコツ

ムーンウォーク(バックスライド)のしくみから表現のポイントまでを全10回にわたり解説していくシリーズの第1回目です。
ムーンウォーク講座|10のステップで上達するバックスライドのやり方
ムーンウォークのしくみから表現のポイントまでを全10回シリーズで解説します。
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ムーンウォークのやり方|バックスライド1歩目の簡単な方法とコツ

バックスライドをはじめておこなう人によく見られるのが「つま先を立てた方の足」を後方へスライドしようとしてしまうことです。

「つま先を立てた方の足」には体重の半分以上の負荷がかかっているため、この足をつま先が立ったままの状態から後方へスライドしようとすると、当然の成り行きとしてバックスライドの途中で後ろにバランスを崩してしまいます。

そこでシリーズ第1回目の今回は「バックスライド1歩目」にスポットを当て、そのしくみと足の使い方について詳しく解説していきたいと思います。

バックスライド1歩目

それでは「バックスライド1歩目」について詳しく解説していきます。

バックスライド1歩目の動作

バックスライド1歩目に必要な動作は次の3つです。

1. 両足のつま先をそろえて立つ

2. 片足のつま先を立てる

3. 「つま先を立てていない方の足」をバックスライドする

1. 両足のつま先をそろえて立つ

1つ目の動作は、両足のつま先をそろえて立つ、です。

両足の間隔をあけずにつま先をそろえてまっすぐに立ちます。

2. 片足のつま先を立てる

2つ目の動作は、片足のつま先を立てる、です。

つま先を立てる足は左右どちらでもかまいませんので、片足のつま先を立てます(図の右)。

※本解説ではマイケル・ジャクソンが左足をはじめに立てることが多いため「左足」としています。

「ムーンウォークの構え」とは

このシリーズの解説ではバックスライドに入る直前につま先を立て、その「つま先を立てた方の足」(左足)のつま先へ体重の半分以上を乗せる動作のことを「ムーンウォークの構え」と呼んでいます。

この「ムーンウォークの構え」のつま先を立てる動作はゆっくりではなく、つま先をスッと素早く立ち上げるイメージでおこないます。

「つま先を立てる」とは

「つま先を立てる」とは、つま先の指の付け根部分で体重を支えることではなく「つま先の指を立てて体重を支えること」です。

つま先を立てたあと、このつま先へ体重の半分以上を乗せます。

この「つま先へ体重の半分以上を乗せる状態」を作ることによって、足を後方へスライドする準備が整ったことになります。

3. 「つま先を立てていない方の足」をバックスライドする

3つ目の動作は、「つま先を立てていない方の足」をバックスライドする、です。

足を後方へスライドする足は、体重の負荷がかかっている「つま先を立てた方の足」(左足)ではなく、ほとんど体重の負荷がかかっていない「つま先を立てていない方の足」(右足)をスライドします。

バックスライドをはじめておこなう人によく見られるのが「つま先を立てた方の足」を後方へスライドしようとしてしまうことです。

「つま先を立てた方の足」には体重の半分以上の負荷がかかっているため、この足をつま先が立ったままの状態から後方へスライドしようとすると、当然の成り行きとしてバックスライドの途中で後ろにバランスを崩してしまいます。

バックスライド1歩目のまとめ

以上を踏まえ、「バックスライド1歩目の動作の流れ」をまとめます。

バックスライド1歩目の動作の流れ

「バックスライド1歩目の動作の流れ」をまとめると次の3ステップです。

ステップ1

「ムーンウォークの構え」の状態から「つま先を立てていない方の足」(右足)を1歩バックスライドします。

ステップ2

「つま先を立てていない方の足」(右足)は、バックスライドしていくことによって徐々にかかとが床から離れていき(図の中央)、やがてつま先のみが床と接して、そのつま先に体重の負荷がかかった状態となります(図の左)。

ステップ3

「ムーンウォークの構え」で「つま先を立てた方の足」(左足)は、「つま先を立てていない方の足」(右足)がバックスライドをおえてつま先立ちとなるタイミングと同じタイミングでかかとを床へ着地します(図の左)。

参考動画:1歩目の動作の流れ

以上が「バックスライド1歩目」のしくみと足の使い方についての解説でした。

最後に、今回解説した「バックスライド1歩目」の動作の流れを次のスローモーション動画でおさらいしましょう。

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次回について

バックスライド1歩目のしくみと足の使い方について理解した次におさえておきたいことは、「つま先の使い方について理解すること」です。

「ムーンウォーク」といえばほとんどの人はマイケル・ジャクソンがバックスライドしているムーンウォークを連想します。

マイケル・ジャクソンのムーンウォーク(バックスライド)はいまでも私たちに影響を与え続けており、実際マイケルのムーンウォークがいまでもバックスライドの技術のクオリティーの「基準」となっています。

そのマイケル・ジャクソンがムーンウォーク(バックスライド)を演じている時、ほとんどの人はマイケルの「足元」、すなわち、マイケルがかかとからつま先にかけて後方へ交互にスライドしながら移動していく「足の移動の動き」を見ています。

「足の移動の動き」はマイケル・ジャクソンのムーンウォーク(バックスライド)の中核をなす表現ですので、私たちの視線がマイケルの「足の移動の動き」へと誘導されていくのはごく当然のことです。

しかし、「マイケル・ジャクソンから表現を学ぶ」という視点でムーンウォーク(バックスライド)を見るのであれば、1歩先の視点として、特に注視することをおすすめしたい「ある部分」があります。

それは「つま先の使い方」です。

なぜならマイケル・ジャクソンが表現するムーンウォーク(バックスライド)は「つま先の使い方」に特徴があるからです。

第2回|つま先の使い方

そこで次回は「つま先の使い方」にスポットを当て、マイケル・ジャクソンがムーンウォーク(バックスライド)を表現する際の「つま先の使い方」について詳しく解説していきたいと思います。

ムーンウォークのやり方|マイケル・ジャクソンのつま先の使い方
クオリティーの高いムーンウォークを表現するためには「つま先の使い方」が重要です。

それではまた次のコンテンツでお会いしましょう。

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KAIZOU NINGEN

ダンス研究家。専門はムーンウォークとアニメーションダンス。幼少期にマイケル・ジャクソンのメカニカルな動きを取り入れたダンスに影響を受け、1990年よりダンスの研究をはじめる。マイケル・ジャクソン没後10年特集番組へ情報提供(※TBS「一番だけが知っている」:2019年)。

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