ムーンウォークのキレを向上するために必要な筋トレは何か

ムーンウォークのキレを向上するために必要な筋トレは何か

ムーンウォークのキレを向上するためには筋トレが必要というのが私の考えです。

しかしながら、筋トレにはそれぞれの目的に特化したトレーニングがあり、求められる身体作りが異なるため、目的に合わない筋トレは残念ながら結果がついて来ません。

例えば、ムーンウォークのキレの向上を目的とした場合、どんなに身体へ高重量の負荷をかけたトレーニングを行っても、筋繊維が太くなるだけで目標とするキレには一向に到達出来ずに夢で終わってしまいます。

筋肉にも“見せる筋肉”“使える筋肉”の2種類があり、これらは明らかに相反する別物であるため、ムーンウォークのキレの向上を目的とするのであれば、”見せる筋肉”ではなく”使える筋肉”の方をトレーニングする必要があります。

“見せる筋肉”とは

“見せる筋肉”とはどのような筋肉の事を指すのでしょうか。

イメージしやすい例としてよく挙げられるのはボディービルダーのような筋肉の事です。

身体に高重量の負荷をかけ、筋繊維を太くするトレーニングを行う事で大きな筋肉の身体を作っていきます。

このボディービルダータイプの筋トレは、ボディーメイキングの観点からであればトレーニングとして有効です。

しかし、ムーンウォークに求められる”使える筋肉”を目的に筋トレを行うのであれば、ボディービルダーのような太い筋肉(速筋)をつける筋トレは必要ないのです。

“使える筋肉”とは

ムーンウォークに求められるパフォーマンスとは、主に“動きのスピード”と、“制御の切り替えを自在にコントロール出来るキレ”です。

このキレは、”見せる筋肉”を作る筋トレから得られるのではなく、ムーンウォークの動きに即した練習を繰り返し行っていく事で少しずつ得られる細い筋肉(遅筋)によってもたらされます。

これを私はムーンウォークにとって意味のある”使える筋肉”を得るための筋トレであると考えています。

ムーンウォークに必要な筋トレとは

ムーンウォークの足捌きで使う主な筋肉は、下記の通りです。

前脛骨筋(スネ)・腓腹筋(ふくらはぎ)・大腿四頭筋(ももの前)・大腿二頭筋(ももの後ろ)・大臀筋(おしり)・脊柱起立筋(腰)・腹直筋(おなか)

これらの筋肉は個別に鍛えても意味がなく、上記で挙げた筋肉以外にも関連する細かい筋肉とも連携し、ムーンウォークの動きに即したトレーニングを行う事でムーンウォークに対応した”使える筋肉”となります。

それでは、ムーンウォークの動きに即したトレーニングとはどのようなトレーニングを行えば良いのでしょうか。

方法①

方法の一つとして、ムーンウォーク習得のポイントを全10回にまとめた解説の中から、【第1回】バックスライド1歩目についての解説【第5回】バックスライド2歩目についての解説が参考になります。

【第1回】バックスライド1歩目についての解説

ムーンウォークのやり方|バックスライド1歩目の簡単な方法とコツ
バックスライド1歩目に必要な動作はたった3つだけです。

【第5回】バックスライド2歩目についての解説

ムーンウォークのやり方|バックスライド2歩目の簡単な方法とコツ
バックスライド2歩目に必要な動作はたった2つだけです。

解説の中では特に筋トレについて言及している箇所はありませんが、上記で挙げたような各筋肉の連携を意識したトレーニングを行うにはバックスライドの1歩目と2歩目の動きに即したトレーニングが適しています。

方法②

また、ムーンウォークのキレに直結するトレーニングを行いたい場合は、【第3回】つま先の作り方についての解説【第4回】床からの反発力についての解説が参考になります。

【第3回】つま先の作り方についての解説

ムーンウォークのやり方|バックスライドに耐えうるつま先の練習方法
バックスライドがキレ良くキマるかキマらないかの境界線はつま先の指にあると言っても過言ではありません。

【第4回】床からの反発力についての解説

ムーンウォークのやり方|床からの反発力を利用したバックスライド
「床からの反発力」を理解すると、足を後ろへ引こうとしなくても自然にスライドできるようになります。

マイケル・ジャクソンは、Billie Jeanで披露していた定番のムーンウォークや、映画「ムーンウォーカー」で披露した速度を抑えたムーンウォークなど、状況に合わせてムーンウォークの表現を使い分けていました。

これらの表現は、つま先を強化する事によってムーンウォークの速度がコントロールでき、表現を自由に操る事ができるようになるのです。

スポンサーリンク

おすすめコンテンツ

ムーンウォーク動画

マイケル・ジャクソンが披露した主要なムーンウォークを実演しています。他にも各種ムーンウォークの動画をYouTubeで公開しています。

 

バックスライド

マイケル・ジャクソンのムーンウォークから”要素”を学ぶ上でのポイントを全10回シリーズで解説しています。

第1回から第10回までの解説内容を理解し練習する事によって、一定水準以上のクオリティーの高いムーンウォークを表現出来るように構成しています。

ムーンウォーク講座|10のステップで上達するムーンウォークのやり方
マイケルのムーンウォークを従来のハウツーや完全コピーではなく「クリエイティブの観点」から解説します。

サイドウォーク

月面を滑走するように横ムーンウォークする一番オーソドックスな表現を行っていた、バッドツアーの初期のサイドウォークを取り上げて解説しています。

サイドウォークのやり方|マイケルに学ぶ横へ移動するムーンウォーク
マイケルのサイドムーンウォークの基本となるサイドウォークのやり方とアニメーションについて解説します。

その場ムーンウォーク

マイケル・ジャクソンの「その場ムーンウォーク」の仕組みと足捌きの方法について解説しています。

マイケル・ジャクソンの「その場ムーンウォーク」の仕組みとやり方
マイケル・ジャクソンの「その場ムーンウォーク」の仕組みと足捌きのやり方について解説します。

回転ムーンウォーク

マイケル・ジャクソンが披露した主要な回転ムーンウォークを全て解説しています。

マイケル・ジャクソンの回転ムーンウォークのやり方|主要5種を解説
マイケル・ジャクソンの回転ムーンウォークでおさえておくべき主要5種の回転ムーンウォークを解説します。

マイケル・ジャクソンを乗り越える

マイケル・ジャクソンのムーンウォークを乗り越えるための考察を全5回にわたって解説しています。

マイケル・ジャクソンのムーンウォークを乗り越える方法
マイケル・ジャクソンのムーンウォークを乗り越えるための考察と方法を全5回シリーズで解説します。

それでは、またの機会にお会いしましょう。

KAIZOU NINGEN

ダンス研究家。専門はムーンウォークとアニメーションダンス。幼少期にマイケル・ジャクソンのメカニカルな動きを取り入れたダンスに影響を受け、1990年よりダンスの研究を始める。マイケル・ジャクソン没後10年特集番組へ情報提供(TBS「一番だけが知っている」:2019年)。

フォロー
ムーンウォーク ダンス
スポンサーリンク
KAIZOU NINGEN
タイトルとURLをコピーしました